|
昨今の金融業界においては、投資信託や保険の銀行窓販解禁などの規制緩和により、証券・銀行・保険の垣根がますます低くなり、金融機関はまさに激動の真っ只中にいるといえるのではないでしょうか。
そんな中、金融機関各社のリテールマーケット戦略は大きく変化しつつあります。特に銀行等金融機関は投資信託や変額個人年金の販売によるフィー収入を積極的に拡大させ、収益の柱の1つに育て上げようと必死に努力されている姿が目立ちます。証券会社においても(特にリテール部門において)、銀行との差別化を図り激化が予想される競争に勝つべく必死で対応されています。
一方、お客様(一般投資家)の立場に立って資産運用を考えた場合、金融商品の高度化、複雑化が急進展している中にあって、独力で自分のニーズにあった商品を選ぶことが難しくなってきているといえるでしょう。さらに、昨今の世界的な金融不安で国民の多くが変動商品にはある種の抵抗感を持ってしまい自発的に変動商品を買うといった行動が少なくなっているように思われます。
そのような状況の中にあって金融商品の販売担当者が、正しい経済に関する環境認識も持たないで、顧客ニーズも引き出してあげることなく、いきなり難解な言葉を多用し商品を勧めても、お客様は拒絶反応を起こして離れていってしまうことでしょう。
肝要な事は「なぜお客様は変動商品が必要なのか、そしてお客様のニーズにあう商品について仕組みや特徴をわかりやすく説明できるか」であるといえるのではないでしょうか。私たちはこのようなリテール金融マンの育成の成否が必ずや、将来の金融機関の競争力を決定付けるファクターとなると確信しています。
私たちは、来るべき時代を担うリテール金融マンの育成に携わることによって、金融業界の発展に是非とも貢献したいと切に願っています。
|